靴収納グッズのロングセラーとして知られる「シューゼット」シリーズ。「石田万友実企画研究室」(戸田市下前)の石田万友実さんは、日夜奔走しこの人気商品を全国に送り出してきた。
商品の原点は、25年前姑のあつこさんが考案した、靴の片方分のスペースで一足を収納できるZ型の器具。鉄工所を営んでいたため、器具を試作するアルミなどの端材にこと欠かなかった。この器具は「暮らしの発明展」(財団法人全国婦人発明家協会主催)で入賞、Z型は後に展開するシリーズに共通するスタイルとなった。
結婚後事業を引き継いだ石田さんは、類似品が出回ったり、売り込み先のカタログ販売会社から新商品について期待されていたこともあり、模索する日々を送った。「日常で不便だと感じていることに気がつくと、アイデアが湧く」という石田さん、ある日つま先部分の型崩れを防ぐシューキーパーと一体化させるアイデアがひらめき、「シューゼットキーパー」を発明した。1アイテムからスタートした「シューゼット」は石田さん独自の発想力で、現在ブーツ用、スニーカー用など、多彩なラインナップを続々展開させている。
戸田には金型や成型の確かな技術を誇る企業も身近にあり、開発についての相談をしたりアドバイスを受けられるのが、石田さんには心強い。「戸田はアイデアを実現化しやすい街ですね」。Made in Todaの「シューゼット」シリーズは、戸田市の市制施行40周年記念協賛事業として選定された「戸田ブランド」40品目の中にも名を連ねている。今後は異業種との連携をはかりながら、地域物産品としても発信していきたいとのこと。
石田万友実企画研究室
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